「人生の大事な時期をなんとなく過ごしたくない」
「結局20代って何をすればいいの?」
この記事は上記のような悩める20代に向けて書いています。健康も体力もあってでも何をすればいいかわからないあなたにに向けて発信をしています。
この本の著者のメグジェイさんはアメリカの心理学者で20代の若者の心理がメインの専門家で、この本は心理学や脳科学の研究を交えながら私の人生を悔いのない人生を送るヒントを与えてくれます。
私たち20代は漠然とした不安を持っています。では貴重な20代という時期はどのように過ごせば良いのでしょうか?
それではまず結論を
結論
20代にしておかなければならないことは
- 自分の価値やスキルを高める経験をする
- ゆるい繋がりに手を伸ばす
- 家族
この3つです。
この記事を読めば20代にやるべきことが見えてきます。
なぜ 20代を大切に生きないといけないのか?
ボストン大学とミシガン大学の研究によると人生で重要な出来事や経験は20代に集中して起こることがわかっています。また人生で重要な出来事の80%は35歳までに起こると言われています。
例えば、結婚、出産、就職、海外移住などなど人生における大イベントの10個中8個は20代に起きるのです。
1.自分の価値やスキルを高める経験をする
20代ですべきことの1つ目は自分の価値やスキルを高める経験をすることです。
時間をかけて身につけた自分の価値を高める経験やスキルが、個人的な資産になります。例えば学位や仕事、部活動、習い事、テストの結果などのことです。
自分自身が長い間十分な投資をした結果、自己の一部となったもののことです。
例えばこの本の中のだとある女性がカフェのバイトをするか、製作会社の雑用係をするかで悩んでいました。カフェのバイトをしている方はたくさんいて、その人たちと同じ経験やスキルを手に入れるより、製作会社で雑用をしながら沢山のことを学び、いろんな技術を身につけていった方が良いのです。
このように自分の価値のある経験やスキルは結果として自分が望むものを得るための通貨として働いてくれます。
2.ゆるい繋がりに手を伸ばす
2つ目はゆるい繋がりに手を伸ばすです。
ゆるい繋がりとは繋がりはあるけどよく知らない人や、そんなに親しくない人のことを指します。
ではなぜゆるい繋がりが大切なのか?
それは仕事や精神的な成長に繋がりやすいからです。あなたに進歩をもたらしてくれるのはゆるい繋がりの人たちなのです。例えば新しい自分の交際相手や自分の資本になるものは必ずといっていいほど自分の近くにある内輪サークルの外にいます。
公にされていない仕事などはゆるい繋がりの人からもたらされることが多いです。
友達を伝って、後輩を伝って、あなたの元に情報は流れてきます。これはズルではなく本当に情報はこのように広がっていくからです。
実際に行われた研究で、転職した人を調査した結果、仕事探しを手伝ってくれたのは親しい友人や家族でもなく75%以上がゆるい繋がりの人からもたらされたと言います。
家族や友人、同じ職場にいる人たちは考えが似すぎて成長に繋がらないことが多いことがあります。
強い繋がりではなく、ゆるい繋がりに目を向けて見ることが大事です。
3.家庭について真剣に考える
3つ目は家庭について真剣に考えることです。
良い恋愛相手や結婚相手は私たちが準備できた時に都合よく現れてくれるわけではありません。
「まだまだ遊びたいからいいや」と自分のパートナー選びを先延ばしにしていると自らの価値観に合ったパートナーが見つかりづらくなります。そうすると周りは結婚していて自分はできていないという状況に陥り、妥協したパートナーを選んでしまうことになります。妥協したパートナーとこれから人生をともにしていくとなると当然、人生の満足度は下がってしまいます。
他にも女性の妊娠能力は20代後半でピークを迎え30〜35歳で生殖能力が落ち始め40になると急激に低下していきます。
このように将来の家庭について真剣に考え準備しないと後戻りできない事態になってしまう可能性が高いです。将来の家庭やパートナーについて真剣に考える時間を作ることが大切です。
まとめ
20代ですべきことは
- 自分の価値やスキルを高めす経験をする
- ゆるい繋がりに手を伸ばす
- 家庭を真剣に考える でした
20代という貴重な時間を生かし自分の経験や価値を高める経験をし、ゆるい繋がりを生かして家庭を真剣に考えることが大切です。
20代は飛行機と同じです。
出発地点の空港を離陸した私たちはどこかに飛んでいます。どこに到着するかはわかりませんが一旦、到着地点の空港近くまでいくとそこから進路を変えるのはとても大変です。同様に20代はいま、進路を少し変えるだけで30代以降の着地点に大きな変化をもたらします。
この本の中でエピソードを交えながら紹介される話が心に刺さったのでぜひ20代の方には一読していただきたい一冊です。
コメント